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家づくりブログ

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2023-10-19

家づくりブログ

ニッチをつくるメリットとは?設置できない場所と注意点を紹介

こんにちは!
今回はお家づくりの際に、設置をご希望する方が多い「ニッチ」についてご紹介していきます。
ニッチのメリットニッチが設置できない場所設置する際の注意点を記載していきますので是非参考にしてみてください。
 
ニッチをつくるメリット3つをご紹介
ニッチを設置することによって生まれるメリットを大きく3つ説明いたします。
 
1.インテリアをお洒落に演出してくれる
ニッチの一番の魅力は、インテリアをお洒落に見せてくれる点です。
何を飾るかだけでなく、ニッチの存在があるだけで空間に良いアクセントをもたらします。
ニッチの中に照明を入れたり、ニッチ内にアクセントクロスを貼ったりするとで更にお洒落な印象になります。
 
2.壁のスイッチをニッチに収納してスッキリした印象にできる
玄関やリビング、そしてダイニングなど、電気をつけるために必要なスイッチが家には何個もあります。
スイッチがバラバラに散漫しているとデザインの邪魔になり、せっかくの統一感が失われてしまうことにもなりかねません。
 
3.トイレに設置するとトイレットペーパーがスッキリ収納できる
リビングやダイニングだけでなく、トイレにニッチを設置することもおすすめです。
ニッチを設置する事で、トイレットペーパーを収納する事ができます。
まとめる事が出来、スッキリとした印象となります。
大きな造作棚を作らなくても、収納スペースを確保できます。
 
以上3点を挙げました。
ニッチを設置することによって得られるメリットは多くあることが分かります。

メリットの多いニッチですが、全ての壁に設置できるわけではありません。
次に、ニッチを設置することができない場所をご紹介いたします。
 
ニッチを設置できない場所とは?注意すべき3つの場所をご紹介


1.壁の薄い場所
ニッチは壁に穴を開けてつくります。
その為、薄い壁ですと、全体に影響を及ばしてしまいます。
しっかりと厚みや強度のある場所でないと、影響が出てしまうので注意が必要です。
 
2. 耐力面
「耐力壁」は、住宅を支える壁のことを示します。
地震や風などによる揺れに耐えるために重要となります。
そのため、少しの面積であったとしてもニッチとしてくり抜くことはできません。
ニッチは、どこの壁でも作ることができる訳ではないため、注意が必要です。
 
3. 建物の外周面の壁
住宅の外周面の壁には、断熱材が施工されています。
断熱材は、室内の温度を快適に保ち、外部からの温度影響を伝わりにくくしています。
 
断熱材も耐力面と同様にくり抜けない壁です。
ニッチをつくるために外周面をくり抜いてしまうと断熱材が施工できなくなり、
住宅の性能に影響を及ぼしてしまうため、基本的にはニッチのつくれない場所となります。
 
以上がニッチを作ることができない場所となります。
ニッチをつくる場所については、設計士に一度ご相談する事をおすすめします。
 
ニッチで後悔しないための注意点2つ

空間を有効活用することのできるニッチですが、
「なんとなくここにニッチを作ってみようかな・・・」といった軽い気持ちで作ると
後悔してしまうことがあります。
ニッチを作る前に注意すべき点を2点述べていきます。
 
1.ニッチに置きたいものを、あらかじめ決めて置く
ニッチは奥行が広く取れるわけではありません。
飾りたいものがあったとしても、完成後イメージしていたものと違って
置くことができなかったということも想定されます。
そのため、飾りたいものがあれば事前に決めておき、
完成後のイメージとズレないように設計士に伝えておきましょう。
 
2.家具動線を考える
ソファや本棚を置いたらニッチが隠れてしまったという事を防ぐためにも、
事前に使用する予定の家具の大きさや配置を確認してからニッチを作るようにしましょう。
 
家具の大きさを事前にメモしておき、打ち合わせに持参する事で、
設計士やインテリアコーディネーターとイメージの共有がしやすくなるのでおすすめです。
 
以上がニッチを作る際の注意点となります。
 
今回は、最近特に人気の「ニッチ」についてご説明いたしました。
是非、お家づくりの際に参考にしてみてください。
 
スタッフ ハシモト