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家づくりブログ

House Blog

2019-10-07

家づくりブログ

【小山・結城新築コラムVol.193】40代からの家づくり

40代でマイホームを検討する際の強み、

それは不確定要素が減ることによる

ライフプランの安定が見込めることです。

例えば20代で計画する場合、結婚や出産、転勤などの不確定要素により

収入や支出などに大きな変化が起きることがあります。

また、子供の成長に従い環境の変化及び住まいの引っ越しも

必要になる可能性もあるでしょう。

そしてこれらの要素によって住宅ローンの支払いに

苦労するケースは実際のところ少なくありません。

一方の40代の場合はそうした不確定要素による影響が小さいです。

ある程度ライフプランが見えていますので、

突発的な人生のイベントによって支払い計画が左右される可能性は低いでしょう。

これは若い時では得られない大きなメリットのひとつです。

将来の見通しが立たない中での購入と比べると安定性があるため、

あえて落ち着く年齢になってからマイホームを計画するのも選択肢のひとつです。
 

頭金を多くすることでローンによる負担を圧縮


マイホームを購入する際に特に悩みになるのが住宅ローンの返済についてでしょう。

40代で購入した場合、定年後でも支払いが必要になる可能性も出てきますので

負担を感じるのも無理はありません。

しかし、それまで貯めてきた資金さえあればその問題はクリアできます。

頭金を多くすれば借入金額も小さくすることができますので、

支払いに掛かる期間も短縮が可能です。

定年を迎える前に完済できる可能性も十分にありますから、

老後は住宅ローンに悩まされない生活も送れます。

さらには金利を小さくできるというメリットもあります。

借入金額の圧縮及び返済期間を短縮することで金利が下げられるため、

支払いの負担も軽減させることが可能です。

金利はできるだけ低い方が嬉しいですが、それを圧縮できるのは

大きなメリットであり、40代での購入ならではの魅力です。


建て替えのリスクを軽減できる


住宅は消耗品ですから当然寿命があります。

早い段階で購入した場合、ちょうど定年や老後の頃に

建て替えが必要になる可能性があります。

一方、40代での購入ならば建て替えの必要性が低くなるのがメリットです。

購入が後になれば生涯そのままの住宅で暮らせる可能性が高く、

将来建て替えのことで悩む必要がございません。

資金的な悩みも抱えずに済むということなので定年後の生活も安定しやすく、

魅力的な買い物の仕方とも言えるでしょう。


老後の生活にフィットした住宅を手に入れられるのもメリットです。

例えば年を取ることで階段を上がりにくくなったり

段差に躓きやすくなったりと不便が生じます。

20代で住宅を購入した場合はバリアフリーのことも考慮していないことがあるため、

後々リフォームが必要になる可能性があります。

その点、老後を見据える年齢でもある40代ですと、

最初から老後にも暮らしやすいマイホームを選ぶことができます。
 

より価値の高い物件を候補にできる


マイホームを購入する場合は借入をすることが殆どですが、

その際の借入ができる金額の上限は収入によって左右されます。

収入が少ないと借入上限も低く設定されますので、

結果的に上限を踏まえた住宅購入になります。

反対に収入が多ければ上限も高く設定されやすくなるため、

より理想に近いマイホームを購入することができます。

したがって資産価値の高いより良いマイホームで暮らしたい場合は、

収入が安定しやすい40代の方が良いと言えます。

この点を踏まえると、マイホームへの理想が高い場合は

焦らずにじっくりと待った方が得策になり得ます。

早くから購入するのも魅力的ではあるものの、

ただ選択肢が少ない中での購入となるため

満足度は低くなることも考えられるでしょう。

多くの場合、マイホーム購入は一生に一度ですから、

40代になってからじっくりと検討した方が満足度の高い物件を手に入れやすいです。


まとめ


マイホームは早くから手に入れたいと考える人も少なくないはずです。

確かに若い内に手に入れて後々に備えてしまうのも人生計画のひとつです。

しかし必ずしも早く住宅を購入するのが良いわけではなく、

40代になってから計画的に住宅を購入することで生まれるメリットもあります。

40代が遅いということはありませんから検討する価値は大いにあります。

ただし、教育資金や老後資金などの問題はよく考える必要性はあります。

購入が後になったらなったで生まれる問題もあり、

メリットばかりではない点も注意が必要です。

将来的なことも踏まえたうえで検討をしないと、

定年後や老後の生活に苦労するリスクも出てきますので、

いずれにせよ万全なプランが必要と言えます。